粉瘤(アテローマ)摘出手術/にしやま由美東京銀座クリニック(東京銀座2丁目)

粉瘤(アテローマ)摘出手術/にしやま由美東京銀座クリニック(東京銀座2丁目)

2019-05-03

粉瘤(アテローマ)とは

粉 瘤は、全身のどこにでもできる良性のできものです。大きさは、腕豆大~鶏卵大で半球上に隆起し、弾性硬の皮内腫瘤で大きいときは波動を呈するこ ともあります。毛穴が何らかの原因でつまり、皮脂や垢などが皮膚の袋の中に貯まっていきます。

良性腫瘍のため、近医では放置しても問題ないと説明される ケースが多 いのですが、実はばい菌による感染を起こしやすく、赤く腫れて痛みが出てから初めて当クリニックを受診する方が多いのが実情です。

感染を起こしていない場 合には、すぐに袋ごと摘出術を行いますが、二次感染をおこしている場合には、一旦小切開をして膿を外に出す必要があり周囲の 炎症反応が治まるまでに約2週間ぐらいかかります。手術は、感染が治まってから行うので、患者様にとっては2度手間となります。

男性の場合に比較的多い部位は女性の場合に比較的多い部位は耳 たぶや脇の下、顎周囲、背中などです。手術については、どこであっても特に問題なく取り除くことができます。

特に乳房や外陰部は、どこに受診をすればよい か解らないと探されて来院されるケースが多いのです。デリケートゾーンは、できる限りキズアトが目立たなくなるように慎重に治療を行います。​

粉瘤・アテロームの原因

ほとんどの粉瘤の原因は現状ではわかっておりません。何らかの原因で皮膚の垢が皮膚の内側に蓄積してしまい、角質物質の周りの皮膚が皮膚の下で袋状に発達することで起きます。まれに外傷が原因になることがあります。

粉瘤・アテロームの特徴

1:放っておくとどんどん大きくなる

初めは初期症状に乏しく非常に小さい袋のため分かりにくいのですが、袋の中に毎日排出される角質や皮脂がどんどん溜まっていき、粉瘤も少しずつ大きくなっていきます。ばい菌による感染など起こさなければ基本的に小さくなることはありません。当クリニックでも最大15㎝の大きさの粉瘤も経験しています。

2:中心部に黒あるいは青い点があることが多い

全ての粉瘤に見られるわけではありませんが、一つの指標として半円状の頂点などに黒あるいは青い点が認められます。おそらく、この部分が閉塞した皮脂腺であると思われます。これがない場合は、粉瘤ではない腫瘤も考える可能性もあります。脂肪腫や石灰化上皮腫などのできものにはありません。

3:ばい菌による感染を起こすとかなりの痛みがある

粉瘤の小さな穴からばい菌が入り込むと急速に感染を引き起こしてしまいます。炎症を起こした粉瘤は「感染性粉瘤」と呼ばれ、通常はは痛みや熟感、赤みなどの症状が伴います。特に陰部や臀部などは痛みが強く座れない程になるので要注意です。粉瘤を自分で潰すような処置は止めてください。自分で無理に処置をすると、ばい菌が入り込みやすくなりあっという間に炎症を起こしてしまいます。

4:感染性粉瘤の処置について

ばい菌による感染の場合には、とりあえず膿みを出すため、局所麻酔を使用した切開排膿手術が必要となります。局所の感染の影響が収まり2次的に摘出術ができるまでに、早くて2週間ですが長い方ですと2か月近くかかるケースもあります。感染していない粉瘤を取り除くには手術から抜糸まで6日程度に比して、感染した場合には処置が長期に及んでしまいます。手術と聞くと二の足を踏んでしまいますが、小さいうちに処理をしてしまう方が精神的に楽です。

5:粉瘤は臭いが気になることが多い

粉瘤は、取り出すと臭いがかなりきつい場合も多いできものです。顔の周りなどにできると特に人に臭いを指摘されないか心配になる方も見えます。このような臭いを放つ垢や皮脂が体内でたまっていくできのものなので、早め早めの対処をするようにしましょう。

6:粉瘤・アテロームの予防や自然治癒について

粉瘤は放っておいても自然治癒しないので年々大きくなり、これといった予防法も存在しないことから手術で取り除く以外方法はありません。

粉瘤(アテローム)摘出手術の方法について

手術の方法については、全てをくり抜き法で行うのではなく、状況によってくり抜き方法や従来の方法で手術を行う方かを、部位や大きさ、皮膚の厚さなどを考慮して決めます。 形成外科では、丁寧に診察した上で、患者様にとって最善な方法で手術を考えております。粉瘤の手術時間は、長くて30分程度、また、手術は極細の針を使用した局所麻酔により、痛みのほとんどない治療を目指しています。

A.小ホールから取り出す手術(くりぬき法):主に顔の手術に用いる方法。美容形成外科的な手技を用い、きずあとは最小限にすることができるので、若い女性にはとても喜ばれる方法です。

   

B.皮膚切開により取り除くスタンダードな手術。この方法を用いても、切開線は最小限にして皮膚のしわのラインに合わせるので3~6か月後には目立たなくなります。

1.皮膚のシワに合わせた切開線をデザインする。30Gの細い針を使って局所麻酔を行う。

2.粉瘤を被膜に沿って慎重に剥離して摘出する。

3.皮下縫合には吸収糸を用いています。

4.ドッグイヤーがあれば修正を行う。

5.皮膚縫合を行いシリコンチューブドレーンを挿入する。ドレーンは縫合部の皮下に血液が貯留するのを防ぎます。基本的には、翌日に抜去します。

6..ハイドロコロイドゲルテープによる潤い療法を行う。

粉瘤が化膿している場合には

粉瘤が化膿している場合には、まず膿だしをして炎症を収める必要があります。摘出手筒は、この炎症反応が消退してからとなりますので、少なくとも3~4週間ぐらいを目途にして行います。

 

病理検査(びょうりけんさ、pathological examination)

手術で切除した腫瘍は、ほぼ全例に病理医に依頼して病理検査と呼ばれる顕微鏡等を用いた詳しい細胞の診断をしてもらいます。病理検査では、腫瘍細胞の性状や良性悪性の有無、浸潤している深さ、取り切れているかどうかなどの判断を行ってもらいます。術後10日前後で、病理検査の結果をお話できると思います。

粉瘤(アテローム)摘出手術のダウンタイムやリスクなどについて

【施術時間】30分ほどで終了します。
【麻酔】局所麻酔で行います。
【腫れ・傷跡】個人差はありますが、数日間程度は腫れが出ます。切開した傷跡は、手術後6ヶ月程で腫れも治まり目立たなくなります。個人差により肥厚性瘢痕やケロイドが起ることもあります。
【通院】翌日にドレーン抜去や5日目に抜糸があります。
【お薬】内服薬や外用薬を処方します。
【メイク】翌日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】創部を濡らさないようにシャワーは当日より可能。
【運動】抜糸が終了するまでお控えください。

粉瘤(アテローム)摘出手術の料金について

皮膚・皮下良性腫瘍摘出手術では、腫瘍の大きさと部位によって以下の診療報酬点数が定められています(平成28年度診療報酬点数)

上記に初診料、再診料、血液検査料、病理組織検査料、画像診断料(検査センターに外部委託)、薬代、予約料(1000円税別)などが別に必要となります。

※この治療メニューは公的医療保険が適用されます。

※この治療メニューは公的医療保険が適用されます。

術後の起りうる合併症について

1.術後の痛み:手術後、局所麻酔は約30分ぐらいで切れてきますので、その後から軽い痛みを伴うことがあります。もし、痛みが気になるようでしたら我慢することなく痛み止めをお飲みください。痛み止めは1錠服用しましたら、次の服用までに3時間以上は間隔をあけてください。

2.出血:手術創の大きさを考慮しながら、シリコン製のドレーンと呼ばれる管を留置しているためガーゼが少し滲む程度の出血は認められます。ドレーンは、創部の皮下に血液が溜まらないように排出させる目的で使用します。この管は、血液の排出状態により翌日ないし翌々日に抜去します。(ドレーンを使用しない場合もあります。)

3.血腫:術後から抜糸までの間に手術創の中に血液の固まり(血腫)ができることがあります。このような場合には、局所麻酔を行い、出血部位の止血と血腫の洗浄を行います。その後、再度創の縫合とドレーーンを留置しガーゼで圧迫を行います。この時点から順調に経過すれば抜糸まではさらに5日必要になります。

4.感染:創部にばい菌が入り感染を起こすと痛みと膿が出てきます。このような場合には、医療用の生理食塩水を使用して創部とばい菌に溜まっている部分を毎日洗浄して清潔を保ちます。感染の消退には、一週間程度必要な場合もあります。

5.漿液腫:手術後2週間ぐらいまでの間に、手術創の中に自分の体液(黄色い液)が溜まることがあります。このような場合には、再度シリコンドレーンを貯留している部分に挿入し排液が止まるまでガーゼによる圧迫を行います。

6.皮膚壊死:血腫・感染・漿液腫などの結果としての皮膚壊死を認めることがあります。皮膚壊死の状況に応じて必要な処置を追加していきます。

7.ケロイド・肥厚性瘢痕:体質による個人差や手術部位によって、手術後2~6ケ月の間は手術創の赤みや硬結・色素沈着などを生じます。これらの症状は、リザベンや漢方薬の内服により、徐々に改善しますが手術による線状瘢痕は残ります。ケロイドについては、さらにケナコルト局所注射や外用薬などを追加した治療が必要となります。形成外科では、この線状瘢痕をシワのラインに残すことでよりできる限り目立ちにくくすることを考慮して治療をしています。

8.縫合糸膿瘍:縫合糸の抜糸と抗生物質の内服と外用で治療を行います。現在では吸収糸を用いているため頻度は稀です。

9.再発:根治的治療を行っていない場合には、嚢腫の一部が残っているために再発の可能性があります。根治手術を行っている場合にも、感染を繰り返していたようなケースでは、嚢腫が散らばってしまい肉眼的に見えない一部が残存することで再発をする可能性もあります。

このような合併症を予防するためには、創部の安静が重要なため事前に説明を行った生活上の制約はお守りくださるようお願いいたします。


未成年者の方は同意書が必要になります

未成年者の治療については、下記の同意書持参又は保護者のご同伴でお願いします。

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1. 同意書(PDF)のダウンロードアイコンにマウスを合わせ、マウスの右ボタンをクリックします。
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